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Live Report ライブレポート 2009

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2009.11.23
"ワンマンライブストーリー"
D.W.ニコルズ -oneman-

D.W.ニコルズの5回目となるワンマン。階段には4人の自画像が展示され「ようこそ!」と言っているかのようにお出迎え。会場内に足を踏み入れるとメンバー自ら選曲したというBGM。オフショットを集めた映像も流れ開演前に彩りの演出。熱気溢れるフロアにSEが流れると、それに合わせるようにして観客が手拍子を始め、メンバーが次々と登場してゆく中で沸き起こる歓声。スッと心に沁みるメロディーの『世界王者』から幕開け。間奏では、わたなべ氏がフロアを煽り盛り上げる場面も。爽やかな音色が会場を包み込んだ『B.D.K』。ダイレクトに届く歌が印象的な『ファミレス』。そしてMCを挟み中盤には「母ちゃんに書いたラブソングを唄います」と『愛に。』を披露。心洗われるパーソナルな楽曲を響かせた。その後、「簡単だからこそ、一緒に唄って欲しい」と『ラヴリー』の合唱に華やぐフロア。MCでも笑いのセンス満載で湧かせ本編ラストには『雨過天晴』を。アンコールは『ホームワーク』と『グッディ』。この夜最大級の大合唱は観客とのコミュニケーション、一体感を大事にしたステージを物語っていた。現在のバンドが描く様々な「愛」の溢れる全14曲。観る者を笑顔にさせ、誰もが音楽を心から楽しめる空間を創り出していた。客電がついても彼等の歌を求め止まぬ拍手にメンバーが再び笑顔で登場し、麗らかな光景で幕を閉じた。
[文/清水瑠里子、撮影/サヤカ]
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