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Pickup Artist ピックアップアーティスト

moke(s)

Vocal/Guitar: 町田直隆 (ex BUNGEE JUMP FESTIVAL)
Bass: 海北大輔 (LOST IN TIME)
Drums: 小寺良太 (ex. 椿屋四重奏)

どんな時代にも風穴を開けれる究極の3ピース! 町田を中心に、それぞれ時代に名を刻んだ歴をもっているメンバーが集い2014年から動き出したバンド。それまで経緯とは違う高みをみるというか、等身大でいながら全身全霊のステージが、凝り固まるイメージを払拭してかつて無いバンドパワーを作り上げている。
2015年11月からは、Zeppなどの大舞台を踏んだ経験を持つ小寺良太をドラマーに迎えてさらに加速する。小寺の的確なビート、パワフルでいて繊細で、辛さの中に絶妙な甘さを兼ね備えているプレイは鍛錬された技なのか、元々持っている性格ゆえに成し遂げられるのか?
ベーシストの海北大輔は日本のシーンで唯一無二の存在感を醸し出すロストインタイムのヴォーカル。素晴らしい声を持つメロディメーカーでもあるわけだが、このバンドでは町田の熱量に惚れ込んで、町田の歌を支えるベーシストとしてその立ち位置に徹している。その分アグレッシヴにうねるベースラインとほとばしる汗は、このバンドのもうひとつの魅力として観た者全ての脳裏に焼きつくような強烈なもの。
楽器一つ一つが既に音楽。それが三重に重なりハコと心を響かせる。
さらに町田の炸裂した声を乗せると、特別の空間が出来上がる。どちらかといえば温和だったりカワユイという部類の男なんだけど、ステージに立ってギターをかき鳴らした瞬間に異空に持ち込み、全てを強烈に塗り替える力。何なんだろう? 格闘ともいえるヴォーカルスタイル。魅了される。
去年リリースされた2枚目のアルバムではtoldの鈴木歩積氏がダイナミックなラウドミックスを展開して話題を呼んでいるし、潜在能力が大きな世界で開花するのも夢ではないはず。
今後さらに彼らの活動が気になる。こんな時代だからこそ、こういう無法で荒らぶる中に繊細な愛を包み込む事ができるロックを聞きたい。
[文:CLUB Que 二位徳裕]

公演情報

4/14[TUE]
"moke(s) presents「FORGIVE YOUR DARKNESS vol.20」"

moke(s)/ArtTheaterGuild

OPEN 19:00/START 19:30
ADV.¥2,500/DOOR.¥3,000 [1D別]
Que店頭 ローソン[75930] イープラス[https://bit.ly/2Sr6Akh] LivePocket[https://t.livepocket.jp/e/que20200414]

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