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POLYSICS
ハヤシ(Gu.Vo.Syn.Prog.),フミ(Ba.Syn.Vo.),ヤノ(Dr.Vo.)
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http://www.polysics.com/
POLYSICSインタビュー
インタビュアー:二位徳裕(CLUB Que)
Q>ライブ1000本越えおめでとうございます!
一同:ありがとうございます!
Q>つまりのべ1000時間くらい演奏してるかもですね~
ハヤシ:そうですね。もっとかもしれないね。最初のころは曲がなかったから20分くらいしか演奏できなかったけど(笑)
Q>さらにライブの為の移動時間考えたらぞっとしますね~。
ハヤシ:あー、それはぞっとするわ。USツアーで2日間走りっぱなしとかあったしなー。
Q>ついでに機材車の走行距離とか使ったタイヤの数とか出てきたら恐ろしいことになりそうですが…まずは999本目のライブをCLUB Queでやってもらえるってことで、最高に有りがたく光栄に思います!
ハヤシ:こちらこそ光栄です!
Q>さて質問です。ファンの皆は既に知ってる事だとは思うけど、1本目、、初ライブはいつどこですか? そん時の思い出なんかもあれば。
ハヤシ:97年3月4日の新宿ジャムです。高校卒業式の前の日のライブでしたね。
Q>その後CLUB Queに出たきっかけは?
ハヤシ:98年1月8日MOVING PARTS S.O.S vol.1に出たのがきっかけですね。大雪が降って大変でしたよ。交通機関がほぼ麻痺しちゃって。チケット結構売れてたんだけど、来られないお客さんが多かったようで。
Q>そうだ、最近あんまりないけど大雪で都内ストップみたいなことありましたね。SPOOZYSやMOTOCOMPOとか出た日だ。ところで愚問だけど、もしもバンドをやっていなかったら、どうしてたと思いますか?
ハヤシ: 実家のクリーニング屋継いでたかな(笑)
フミ: そんなに生活自体は変わらなそう。ライブとかは見に行ってるだろうし。
ヤノ: 俺は調理師になってたと思います。
Q>あっ誰もライブハウスの店員にはなってないのね(笑)。さて、そのライブハウスって皆にとってどんなとこですか?
フミ: いろんな意味での出会いの場。音楽も友達も。
ハヤシ: 刺激を求めに行くところかな。
ヤノ: "今"を感じれるところなんじゃないかと。まさにライブハウス!
Q>好きなお酒は?
フミ: メチル以外。
ハヤシ: 最近は芋焼酎だなあ。
ヤノ: 俺はスコッチ。
フミ: 大っ人~!
Q>好きな食べ物は? 食べ物に地域性あります。
ハヤシ: 俺はもっぱらラーメンだね。
フミ: メチル以外のお酒に合うもの。まあ、珍味系とかで。
ヤノ: じゃこ天!
Q>あんまりバンドと関係ない事聞きましたが、いよいよ核心です(?)。武道館とCLUB Queのちがいというか、演者目線で、どんなことに気を付けますか?
ハヤシ: お客さんとの距離が違うからね。Queは近いからバンドの勢いとかがもろに伝わると思うんだけど、武道館は広いでしょ? スタンディングじゃないところでも楽しめるように、セットリストだったりパフォーマンスの部分を意識しますね。
フミ: 武道館でもQueでも120%。熱量は変わらないよね。
ハヤシ: Queでも武道館でも、最後列の人のことを意識しない?
ヤノ しますします!! どんな会場でも一番後ろの人にも音が届くように意識しますね。
Q>ポリシックス流の曲作りの方法というか、流れをざっくり教えてください
ハヤシ: シンセで遊んでいるうちに曲ができたりするので、それがPOLYSICS流といえばそうかもしれない。 そこから俺が骨組みを作ってスタジオで肉づけをしていくっていう感じかな。 あと最近良くやるのがお蔵入りになった曲を合体させて一曲にするっていう。
Q>影響を受けたミュージシャン。バンド名でなくって、あえて個人名で答えて欲しいんですけど、まずは海外の人や手が届かないようなミュージシャンの括りでは?
ハヤシ: DEVOのマーク・マザーズボー。手が届かない存在だと思っていたけど、2/29にリリースするアルバム『15th P』でコラボできた!
Q>それは最高にハッピーでゴージャスな話ですね。
フミ: 続けていくと、憧れが現実になったりするよね。
Q>分かる!!
ヤノ: 俺は池畑潤二さん(元THE ROOSTERS)だな。
Q>池畑さん手が届かないイメージだけど、めちゃ仲良いじゃないですか! スティックもらったり。じゃあ身近な人では?
ハヤシ: DECKRECのネモトドショボーレは初期の頃に、いろんな知らない音楽を教えてもらったりして、世界を広げてくれましたね。
Q>でました! 元Que従業員にして現在レーベルオーナー、そしてポリをスゲーって最初に言った人だね。彼は熱くマニアックでガレージ的なロックに関しては博学的すからねえ。続いて超身近な人で、音楽に従事していない人編では?
ハヤシ: 姉ちゃんはでかいな。体もでかいけど、影響もでかかった(笑)
Q>えっ! どんな影響?
姉ちゃんがすごい音楽好きだったから、邦楽o洋楽のCDやレコード、音楽雑誌をたくさん持ってて聴き放題、読み放題だったし、ギターを教えてくれたり、ラジオのエアチェックの録音のやり方とかまで教えてくれたよ(笑)。 ライブハウスに初めて連れて行ってくれたのも姉ちゃんだったしね。
Q>音楽以外の興味とか趣味とかありますか?
フミ: 和服。
ハヤシ: やっぱ特撮!
ヤノ: ヨガ・コーヒー・料理です。
Q>それぞれ結構キャラに出てるかも(笑)。バンドに反映されてると思うのは近いからかなあ? さて数々の伝説をココCLUB Queにも残してくれてますが、強烈にインパクトに残っているのは、2004年CLUB Que7DAYSです。その時の思い出話を聞かせてください。
フミ: 毎晩打ち上げしたね(笑)。やめればいいのに、意地でもやってたよね。7days毎日、ボトルがなくなっちゃうんだよね(笑)。毎日Queに出勤してる感覚だったな。
ハヤシ: 衣装もセットリストも毎日変えたから、大変だったよね。
フミ: でも達成感あったよね、最後の日は。オールナイトでEPOCHってDJイベントやった後もちゃんと打ち上げいったもん。
Q>フミちゃん! 呑みすぎ(笑)。そういえば矢野君ここからデビューですねえ~。
ヤノ: そうですよ~。ライブ前はものすごく緊張してました。 ステージが最初見えないように幕を張ってたんだけど、幕が開いた時にお客さんがいっぱいいるのを見た瞬間、すごく嬉しくて、緊張がなくなりましたね。
Q>その感覚だけは一回だけですからね。想像絶するだろうなあ。違うバンドでずっと前にQueに出たときはガラガラだったんでしょ?
ヤノ:はい…(笑)。
Q>さて、ツアーも盛んなバンドですが、海外も攻めてますね~。きっかけはどんなことから始まってるんですか?
ハヤシ: 2003年にアメリカのレーベルASIAN MAN RECORDSから『NEU』をリリースしたのがきっかけですね。そこから本格的にアメリカでツアーをやろうよってなったので。もちろん前からやりたいと思ってたしね。
Q>ありきたりですが、海外での苦労話、内緒話などなど聞かせてください。
フミ: 言葉は大変だったね。
ハヤシ: ステージ環境が整っていないところが多くて、機材が壊れていたり、モニターがなかったりするのに、いきなりリハなしでやってくれって言われたり、本番中でもPAが飲みにいっちゃったり(笑)。
Q>そっか、そう考えると日本は設備良すぎですね。さてめずらしく小休止を挟んでの3人での復活。それも含めていい活動パターンだなと感じますが、休んでる間どんなこと考えたりしてました?
フミ: わたしは一刻も早くライブやりたいなと思ってましたね。今まで一か月ライブがないという生活をしていなかったので、落ち着かなかったです。
ハヤシ: 新体制になったことで、いろいろ試行錯誤していて、形が見えるまで正直不安だったな。形になり始めた時に、バンドをやり始めたころのワクワクした気持ちになって、早くみんなの前で見せたいなと思いましたね。
Q>どんなバンドにもメンバーチェンジの出来事や危機は有ると思いますが、どうやって乗り切るのがベストでしょう?
ハヤシ: ピンチをチャンスに。生かすも殺すも自分たち次第。
フミ: 気力。めげない!
Q>バンド結成時、まだ動員に恵まれない頃に気を付けてたこと、頑張ってた部分を教えてください。
ハヤシ: お客さんが一人でも300人でも、来てくれた人たちが楽しめるような、また来たいなと思うようなライブをするってことですね。
Q>ハヤシ君のこれをやれば上手くいくっていうか、ジンクス、縁起担ぎみたいなものはありますか?
ハヤシ: ライブ30分前に衣装を来て栄養ドリンクを飲んで集中するってことをしてたけど、いまはやってない。特別なことをしなくても、良いライブができるように、ジンクスとか縁起担ぎとかは気にしないことにしたので。あと、昔は右足から出るようにしてたけど、いつのまにかやらなくなったな(笑)
Q>何かとニュースが多いじゃないですか~、そういうニュースに出会うコツというか、どういうアンテナの貼り方してるのでしょう?
ハヤシ: 出会うっていうか、自分たちでそういう機会を作っているからかなあ? 自分たちが面白いって思うことをやろうとしているだけだから。
Q>昨今もっともスポーティなバンドとも言われますが、演奏以外で体を鍛えたりしていますか?
一同 そうなの? 初耳(笑)
Q>ところでポリのコピーバンドに出会ったことはありますか?
ハヤシ・フミ: YouTubeで見たことある。
Q>どうだった?
フミ: 耳コピ頑張れ(笑)
Q>CDが売れなくなったとか、YouTubeなどで垂れ流し状態など、ここ数年で音楽ビジネス環境は大きく変わってきてるけど、これからの日本のバンド、どういう活動をしていくべきだと思いますか?
ハヤシ: CDが売れなくなった分、よりライブの重要性は増していると思います。音楽の本質は変わらないと思っているし、ライブハウスで生のライブを見るのは他では味わえないことだから、それを続けていくことが大事かと思っています。
フミ: 何かが起こっている現場にいるってこと、体感するってことが大事なんじゃないですかね。
Q>では最後にCLUB Queでの999本目のライブを観れるラッキーなお客さんたちにメッセージをお願いします!
一同: POLYSICSが世界一ライブをしているQueで999本目のライブができるので、楽しみだ! きっとこの日はアツいライブになると思うよ! Queで、ぜひその瞬間を体感してください!
Q>ありがとうございました! スタッフ一同、凄まじく楽しみにしてます!!
2012 2/29(WED)
"1000本MO?KU?ZEN!! COUNTDOWN OR DIE!!!
~999本目!!! やっぱ下北Que Que Que!!! あともう1本!!!~"
POLYSICS -oneman-
open 18:30/start 19:00 SOLD OUT!!
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