2013.9.27
Queに入るとステージにはDJブースが作られ、ザ・ビートモーターズからプレゼントされた背番号<GREAT 44>の中日のユニフォームを着た本日の主役、グレートマエカワがDJで来場者を熱く盛り上げ中!開演予定の19時19分(これもゾロ目?)を過ぎてしまい、名残惜しそうに最後はエレカシをかけて大熱唱すると、ザ・ビートモーターズへバトンタッチ。1曲目「メリーゴーランド」から、パワー全開で歌い上げるボーカルが、力強いビートのロックンロールを引っ張っていく。モニターに乗り、ステージを奔放に動き回るボーカル秋葉の存在感は、独特のオーラがあって目が離せない。荒削りな蒼さ、キャッチーな明るさと同時に、玄人好きしそうな安定感のあるサウンドが魅力だ。MCでは、フラカン鈴木圭介と秋葉は家が近く、ファミレスのドリンクバーだけでバンドの話を7時間も語る“ジョナ会”を2人で開催していると明かした。最後は「ジェット先生」から「テルミーティーチャーブルース」まで熱いナンバーの連発に、オーディエンスも拳を振り上げ、怒涛のラストスパートで終了。いよいよフラワーカンパニーズが登場!1曲目「JUMP」からブルージーなハープとギターの攻撃的な音色に、フロアは一気にヒートアップ!続く2曲目「父さん、ケッタを貸してくれん?」は名古屋時代に作ったという、1995年のデビューアルバム収録曲(ケッタは自転車のこと)、さらに「丑三つのライダー」、涙なしに聴けない「たらちね」など久々の曲も織り交ぜ、グレートの生誕祭とQue19周年を祝うスペシャルな選曲でファンを沸かせた。アニメ&ドラマ主題歌で勢いに乗る最新シングル「夜空の太陽」「ビューティフルドリーマー」も披露。MCでの圭介&グレートコンビのやりとりが絶妙で、衣装替えしたグレートの衝撃的な紅白縦縞オーバーオールへのツッコミ、ジョナ会の詳細、あまちゃん最終回への想いなど何を言っても可笑しい。最後はラスト3曲にアンコールまで、底力を感じさせる熱いステージングで駆け抜けた。来年で25周年を迎えるフラカン、今後も見逃せない展開になりそうだ。"Anniversary of 19th CLUB Que Shimokitazawa ゾロ目グレート44" フラワーカンパニーズ/ザ・ビートモーターズ 開場DJ> グレートマエカワ
[文/下村祥子 撮影/くどうゆうき] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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