貰う 篠塚：　ロック業界は多分、要らないって言ったら、貰えるシステムなんだろうなと。 二位：　要らないって言った貰える？ 篠塚：　例えば、事務所とか付けたいとか、レーベル付けてCD出さないといけないっていう時もあったし、それに対して付いてこないコンプレッ クスみたいなものもあったけど、今となっては別に何も無くてもできて、自分でCD作れるし。でも、そうじゃなくて、バンドをやりた い、頼まれて演るんじゃなくて、自分たちが演りたいからであって、急に商業的に成功しなくていいのをやろうと思ったら、そしたら 「凄くいいからメジャーに行こうよ」って言われて、不思議だな～と思って。 二位：　なるほど～。 篠塚：　でも、その分練習はしてましたけどね。納得する為に。それでも上手くならないけど。自分達なりに一生懸命練習してたら、単純に嬉し かったんですよね。でも一生懸命やったから、お客さんに届いたとは思ってないです。それでメジャーが来たとも思ってないし、逆に もっと上手くやる方法もいろいろあったとは思う。努力が報われるとも思ってないし。器用でもないし。そういうタイプではないんです ね。そもそもバンドは報われるものだとは思ってないですね。でも自分なりに努力してたら嬉しかったっていう。 二位：　そうね。昨日より今日の方がいいほうが良いもんね。 篠塚：　それはそうだ。でもですね～練習してよくなった筈なのに、大人の人（業界人）がライブに来るようになったら、「演奏下手だな」って 言って帰ったりしたりね。 二位：　ああ、それまでを観ていないからなあ～。 目線～人間関係 二位：　しかし、しのは、なんか目線がいいな～って思う。上を観ている人も、下を観ている人も何か良くないなと思っちゃうんだよね。上昇志 向と言いながらも先輩のおしりばっかり見ててあやかろうと思う人もいれば、下だけ見て威張ってる人。しのはちょうど真ん中くらいの 視線でね、自分は今何処らへんにいるんだろうっていうのが見えてていいよね。﷯ 篠塚：　そうありたいですけどね。 二位：　人としての経験値が深いからじゃない？ 篠塚：　いや～、嬉しいですね。量が多いというよりは、一つに対して多いというか、同じ人とずっと付き合っ ていくというか。基本的に、メンバーにしろライブハウスにしろ揉めようが何かあろうがとことん付き 合うし。 二位：　良いバンドになる条件としては、バンド+良いスタッフに出会うみたいなところもあるよね。それ今、 ソレセカにとって非常にいいんじゃないですか。 篠塚：　それはそうですね。良いスタッフ過ぎて僕は要らないくらいですね。 二位：　えー（笑）。 篠塚：　この皆で良かったと思いますね。 野望は練習！？ 二位：　さあ、そろそろまとめに入りたいと思いますが、リリース、ライブ、来年の展開など。 篠塚：　まぁ、続くようにですかね。10月29日のGHEEEとの２マンをまずQueでやるんですけど。10月の千葉LOOK、大阪ファンダンゴ、そし てQueで12月1日のワンマンですね。狙った訳ではないんですけど、これは褒め殺しじゃないんですけど、自分の好きなライブハウス トップ３なんで。とりあえずちゃんとやりたいですね。プロモーションよりかは練習したいって感じです（笑）。 二位：　練習！！ 篠塚：　その練習もただ数だけ入ってもななかなか良くならないんですよね。スキルは上がってないんですよ。ただ曲を丸暗記しただけになって。 二位：　時間掛けて慣れただけってことかな？ 篠塚：　時間を掛けていっぱいやったらそれは慣れるけど。曲単位になっちゃうから、曲が増えるとどんどんみんな駄目になっちゃって。忘れ ちゃうところもあるし。質を変えて練習していきたいですね。 二位：　あの～嬉しいなぁ。何かいつも若いバンドに言ってることそのまま言ってくれてる。バンド人生論みたいな話しになったけど、ある種今 の日本人に一番大事な目線かもね。上を見過ぎず、下を見過ぎずみたいな所。 篠塚：　そうですね。 二位：　楽しくて、有意義なインタビューだった。また予定より長くなっちゃったね。引き続きよろしくです。 篠塚：　よろしくお願いします。 ﷯﷯

2013.12.1[sun]

"～それでも世界が続くならメジャー1stALBUM

「僕は君に武器を渡したい」リリースツアーファイナル公演～

「僕は君と今日の話がしたい」"

それでも世界が続くなら -oneman-

OPEN / START 17:30 / 18:00

ADV / DOOR ￥2,000 / \2,000

チケット発売日： P[212-516] L[75858]・ e+=10/5 Que=10/5

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